ミズノプロジェクト

先週のゼミでは偶然の出会いについてインタビューをした結果をグループで共有し、先生から提案してもらった価値モデリング法 (KA法)という方法で、それぞれの偶然の出会いの裏にある価値を考えてみました。

 

価値モデリング法とは

どんな小さな行為にも価値が潜んでいると考え、一つ一つの出来事から価値を導き出す という方法です。出来事からユーザーの心の声を想像し、その出来事と心の声を手がかりに価値を抽出するそうです。

例えば、料理道具を使う前には、洗い残しが気になるため再度洗ってからを使う という行為があれば、そのユーザーの心の声は「綺麗じゃなきゃやだなぁ」と考えられ、そこから抽出される価値は清潔な道具で調理する価値 と考えることができます。

ここでのポイントとしては

・心の声はユーザーの状況を想像し、一言(おネエっぽく ~ね、〜だなぁ)で表現

・価値は動詞+価値 で表現    

するそうです。

 

この価値モデリング法のカードを使って自分のインタビューを分析したのが下の写真です。

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三枚目は価値が思いつきませんでした。

気の合う人と出会える価値?というのも出来事とズレる感じがするし、今後もバイトの面接が楽しくなる価値?は偶然友達が出来ただけであって、ちょっと飛躍しすぎてるよなって思い、何個か考えてみてもどれもしっくりくるものを思いつくことができませんでした。

 

最後にグループメンバーそれぞれが自分のインタビューから書いたカードを皆で読みあいました。読んでいて、私はメンバーと同じインタビューをし、同じ心の声を想像したとして、私にはこの価値は考えつかなかったなというのがありました。また、私がグループメンバーのインタビューから価値を考えても、違うことを書いたかもと思うのもありました。でも、考え出した価値は人それぞれで、どれが正解かはないだろうし、心の声から考える価値はどこまで想像していいものなのか難しいな と思いました。